ジャンプでミスも…羽生 地元の声援に感謝「力を受け取った」

[ 2012年11月24日 17:56 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第6戦NHK杯男子フリー

(11月24日 セキスイハイムスーパーアリーナ)
 羽生は序盤の4回転ジャンプの着地で体勢を崩し、終盤のジャンプでは転倒。続くスピンで氷上に手をついてしまうなどミスもあったが、世界歴代最高得点をマークしたSPの貯金が利いて優勝を果たした。

 羽生は「正直言ってショートで何とかなったという感じ。皆さんの応援のおかげだなと思います」と第一声。地元・宮城での大会に「地元ってことで自分の中でありがたかったですし、周りの風景も安心できる環境だったので、落ち着いて、しっかりできたかなと思います」と大歓声に感謝した。

 直前に滑った高橋が一時1位となり、プレッシャーもあったが「地元でたくさんのお客さんが見てくれているので、応援の力をしっかり受け取って最後まで滑り切れば、何とかなるんじゃないかと思っていました」と振り返った。

 GPファイナル進出も決定。「1位を取ってファイナルに行けるのはホントに清々しい気持ち。地元でのNHK杯で優勝できたことがうれしいです」と笑顔を見せた。

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2012年11月24日のニュース