優作67で奪首!初V今年こそ 昨年は首位転落で2位

[ 2012年11月24日 06:00 ]

宮里優作は16番ティーショットの行方を見つめる(右は石川遼)

男子ゴルフツアー カシオ・ワールドオープン第2日

(11月23日 高知県芸西村 黒潮カントリークラブ=7300ヤード、パー72)
 宮里優作(32=フリー)が悲願の初優勝に向けて首位に浮上した。6バーディー、1ボギーの67とスコアを伸ばして通算9アンダー。過去6年でトップ10入りが3回、昨年は惜しくも2位に終わった好相性の大会で、ブレークスルーを狙う。黄重坤(20=韓国)が首位に並び、石川遼(21=パナソニック)は2日連続の69で通算6アンダーの10位。アマチュアの松山英樹(20=東北福祉大3年)は68と盛り返して通算4アンダーの20位まで順位を上げた。
【第2R成績】

 大学(東北福祉大)時代から期待され続けてきた宮里も、もう32歳になった。この日の同組は21歳の石川と23歳の藤本。「しゃべってる内容が若いな」と思いつつ、「体が柔らかい。確かに昔は僕もあんなに体をねじって打っていた。今あれをやったらすぐに壊れちゃうけど」と懐かしむ余裕もあった。

 失った若さを補うのは「技術」、そして経験だ。「グリーンの状態を把握して攻めないとうまくいかない。回数を重ねるごとにグリーンのイメージが入ってくる」。上りのラインを残すことを心がける一方で、「下りにつけた方がいいところもある」と15番はあえてピン奥に乗せてバーディーを奪った。

 後半から降り始めた雨にもすぐに対応した。グリーンが軟らかくなったとみるや、ピンまでの距離をしっかり打つ積極策に変更。それが奏功して後半だけで4バーディーを奪った。今週はパターも「思い切ってイメージが出やすいものにした」と先週までの大型ヘッドから、ピン型でヘッドの後方部分に2つ丸い膨らみがありでん部に似た形状の“お尻形”に替えた。

 今年もこの大会では不思議と全てがかみ合っている。昨年は初日の首位から惜しくも2位だった。だが、雪辱のチャンスをつくり出した。「もちろん優勝できればいいけど、まずは優勝に向かって自分のやるべきことを明確にしてプレーしたい」。生涯獲得賞金額は3億円オーバーで、未勝利選手としてはツアーで圧倒的な1位。うれしいような悲しいような数字だが、実力がなければ積み上げられる数字ではない。2日間を残して首位。現時点では宮里が一番優勝に近い存在であることは間違いない。

 ▼3位・上井邦浩 先週末に風邪をひいてのどが痛い。のどあめをなめながらラウンドしている。(まだ完調ではないが2日連続の好スコア)

 ▼3位・金庚泰 今年で一番パットが入った。時差ボケはあるけど大丈夫。(先週の米ツアー2次予選会は通過ならずも、あいかわらず強さ発揮)

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