取り直しで息絶え絶え 舛ノ山悔し負け越し

[ 2012年11月24日 06:00 ]

大相撲九州場所13日目

(11月23日 福岡国際センター)
 心臓疾患の疑いがあるため全力を出せるのが20秒しかない舛ノ山が取り直しの末に、勢に敗れ負け越しが決定した。

 最初の一番は投げの打ち合いとなり同体。取組時間は4秒だったが、取り直しは仕切りさえも「きつかったです」と息絶え絶え。「負けても前に出ようと思った」と無心で当たった結果、立ち合い直後にはたき込まれた。支度部屋でも肩で息をした22歳は「くらくらする」と苦しそうだったが「今場所が経験値になればいいです」と前を向いた。

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2012年11月24日のニュース