竹末予選落ち 涙の引退 家族が見守る中…パーで締める

[ 2012年11月18日 06:00 ]

引退する竹末裕美(左から2人目)は小林浩美会長(同3人目)、笠りつ子(左端)、高橋智子と笑顔

女子ゴルフツアー 大王製紙エリエール・レディース第2日

(11月17日 福島県いわき市 五浦庭園カントリークラブ=6427ヤード、パー72)
 地元いわき市出身の竹末が家族らが見守る中、ツアー競技から引退した。今大会を最後と決めていたが、78を叩いて予選落ち。最終9番の1・5メートルのパーパットを沈め、キャディーの夫・香川大介さんに肩を抱かれると涙がこぼれた。

 3日間戦うことはかなわなかったが、「寒さで腰が重くなった。悔いは残るけど決心はついた」と振り返った。競技生活10年で一番の思い出は「(03年のマスターズGCレディースで)勝てたこと」。今後については「何も決めていない。ゆっくりしたい」と話した。

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