同地区対決奮起 セインツのQBブリーズ3TD

[ 2012年11月13日 06:00 ]

 昨季に守備コーチが選手に報奨金を与えて危険なタックルをやらせたとして多くの処分者を出したNFLセインツが、開幕8連勝を飾っていたファルコンズを地元ニューオーリンズで撃破。開幕4連敗から4勝5敗と成績を押し戻して、3年ぶりのスーパーボウル出場に望みをつないだ。49ers―ラムズ戦は延長でも決着がつかず4年ぶりの引き分け試合。ブロンコスのQBペイトン・マニング(36)はパンサーズ戦で1TDをマークし、通算TDパスは歴代2位に並ぶ420となった。

 1年間の出場停止処分となったペイトン監督は不在だが、6試合の出場停止が明けたビット副監督がチームをまとめて7万人の地元ファンを歓喜させた。QBブリーズが298ヤード、3TDを挙げれば、TEグラハムは7回のレシーブで2TDと自己最多の146ヤードを奪取。指揮を執ったビット副監督は「出直しを図った最初の日から選手が一致団結してきた結果だ」と胸を張った。来年2月の第47回スーパーボウルは本拠地スーパードームでの開催。一度は諦めかけていた夢舞台がようやく視界に入ってきた。

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2012年11月13日のニュース