山口　短水路高校新で最低限の目標クリア「よしとしたい」

競泳Ｗ杯第７戦、東京大会第１日

（11月6日 東京辰巳国際水泳場）
　男子２００メートル平泳ぎの山口は、短水路高校記録の更新という最低限の目標をクリアし「よしとしたい」と及第点をつけた。長水路の世界記録を樹立した９月の岐阜国体後に休養を取ったため、筋力が一気に落ちて「後半（体力が）持つか不安だった」と言うが、大崩れしなかった。

　会場にはあこがれの先輩、北島（日本コカ・コーラ）が姿を見せ、レース後は「おめでとう」と声をかけてもらった。当面の課題として北島が得意とするターンの技術向上を挙げており「（壁を蹴る）パワーでは外国人と差があるが、テクニックを極めたい」と貪欲だった。