高3・瀬戸が短水路日本新 ロンドン銅の萩野は3位

[ 2012年11月6日 17:47 ]

男子400メートル個人メドレーで短水路日本新記録で優勝し、喜ぶ瀬戸大也

 短水路(25メートルプール)で争う競泳のワールドカップ(W杯)第7戦、東京大会第1日は6日、東京辰巳国際水泳場で行われ、男子400メートル個人メドレーは埼玉栄高3年の瀬戸大也(JSS毛呂山)が自身の短水路日本記録を0秒10縮める4分0秒02で優勝し、同種目で今季6勝目を挙げた。ロンドン五輪銅メダルの萩野公介(御幸ケ原SS)は4分7秒70で3位だった。

 同200メートル平泳ぎは長水路(50メートルプール)の世界記録を持つ山口観弘(志布志DC)が2分4秒64の短水路高校新で制した。女子200メートル自由形の滝口真帆(NECグリーン)は1分56秒63の短水路高校新で5位だった。

 W杯は世界各地を転戦する賞金大会で、ことしは10~11月に8戦を行う。

 ▼瀬戸大也の話 4分を切りたかったので悔しい。タッチが流れたり、浮き上がりに失敗したり、細かいところでミスが多かった。12月の世界短水路選手権で大幅に更新したい。

 ▼萩野公介の話 悪いところばかり。練習不足だと思う。400メートルを泳ぐ力がない。バサロキックで息が続かなかった。世界短水路選手権では自分らしいレースをしたい。

 ▼山口観弘の話 調整なしで臨んだレースとしては上々の結果だと思う。北島さんの持つ2分2秒95の短水路日本記録を早く抜きたい。筋力が落ちて太ってしまったので、早く戻したい。

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2012年11月6日のニュース