7差桃子はコース相性◎「何が起こるかわからない」

[ 2012年11月4日 06:00 ]

9番、ティーショットを打ち終え、お菓子を手にし、満面の笑顔を見せる上田桃子

USLPGAツアー スポニチ主催ミズノクラシック第2日

(11月3日 三重県志摩市 近鉄賢島カンツリークラブ=6506ヤード、パー72)
 大会連覇を狙う上田はパープレーで足踏みし、8位に後退した。7番のパー5でバーディーを奪った後は我慢のゴルフが続き、15番でボギー。それでも、最終18番できっかけをつかんだ。

 「最後にティーショットもセカンドも自分が思うように打てた。上半身と下半身のバランスが良くなかったけど、しっかりコンタクトできた」。2メートルのチャンスを外してパーに終わったものの、「自分のゴルフを採点するなら80点ぐらい」と前向きになれた。

 独走するイ・ボミとは7打差だが、2位以下は混戦。調子の上がらない上田にとっては今季初のトップ10フィニッシュへのチャンスだが、もちろん目標はその上にある。上田はこのコースで2度、64を出したこともあり、イ・ボミの出来次第ではチャンスも出てくる。大会前にはツアー37勝を誇るベテランのウェブと食事をし、刺激を受けたという。「天候次第だとは思うが、最後まで諦めずにやっていきたい。(このコースは)何が起こるか分からない」。エンジン全開で攻めるつもりだ。

続きを表示

2012年11月4日のニュース