遼 クラブ契約はキャロウェイが最有力

[ 2012年10月31日 06:00 ]

 クラブはフィル・ミケルソンや上田桃子が使用するキャロウェイが最有力候補となっている。ヨネックスの契約更新を含めこれまでナイキ、ブリヂストンスポーツ、ダンロップスポーツ、テーラーメイド、ホンマゴルフが水面下で争奪戦を繰り広げてきた。「この1年間で何回か機会をつくって打たせてもらった」と語るように、9月上旬には各メーカーを集めての試打会も行った。

 そこでは飛距離やスピン量など数値的には各社とも大きな差は出ず「どのメーカーも技術が凄いので、いい悪いとか、合う合わないでは分けられない」との印象を抱いた。クラブ性能は甲乙つけがたいからこそ、なおさら総合契約に縛られる必要もなくなった。ただ、米国に本社を置くキャロウェイなら米ツアーでのサポート態勢に不備はない。「自分が米国に行った時の態勢は大事なこと」と強調した。

 ≪ボールはダンロップか≫ボールはダンロップスポーツとブリヂストンスポーツの国内メーカー2社の争奪戦の様相だ。ただし、ボールとクラブを同時に替えることのリスクを指摘するプロは多い。イメージと違う球が出た時にどこに原因があるのか分からなくなるからだ。となれば、すでに10年から継続使用しているダンロップが一歩リードといえそうだ。

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2012年10月31日のニュース