ミノザが初制覇 日本シニアオープン

[ 2012年10月29日 06:00 ]

 日本シニアオープン選手権最終日は28日、愛知県東名古屋CC(7010ヤード、パー72)で行われ、2位スタートのフランキー・ミノザ(フィリピン)が3バーディー、2ボギーの71で回り、通算4アンダー、284でこの大会初制覇を果たし、優勝賞金1600万円を獲得した。首位で出た井戸木鴻樹は73とスコアを落とし、前回優勝の室田淳、中嶋常幸とともに1打差の2位に終わった。

 52歳のミノザがシニアツアー2勝目。途中から横なぐりの雨が降る悪条件をものともせず「1番から18番まで(同組の)室田さんと燃えるような試合ができた」と充実感に浸った。17番で約3メートルのパーパットを沈めるなど、13番以降は6連続パーと粘り、ライバルに競り勝った。96年の日本オープンは最終日の終盤3ホールでスコアを落として優勝を逃しており「当時は冷静さがなかった。その経験を生かせたと思う」と笑った。

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2012年10月29日のニュース