藍 ノーボギー69で9位浮上「フィーリング良かった」

[ 2012年10月27日 06:00 ]

16番でティーショットを放つ宮里藍

USLPGAツアー台湾選手権第2日

(10月26日 サンライズ・ゴルフ&カントリークラブ 6516ヤード、パー72)
 15位で出た宮里藍(27=サントリー)は69で回り、通算4アンダーの140で9位に浮上した。70で回った上田桃子は通算1アンダーで24位。宮里藍はショットがよくピンに絡み、ボギーなしの3バーディー。上田も2バーディーで安定した内容だった。朴仁妃(韓国)とスサン・ペテルセン(ノルウェー)が通算10アンダーで首位。2連覇を狙うツェン・ヤニ(台湾)は2打差の3位にいる。

 今季3勝目に向け宮里藍が順位を上げてきた。「ショットもパットも凄くフィーリングが良かった」。4番で2メートルのバーディーパットを決めると、5番はピン奥4メートルのカラーからパターで沈めて連続バーディー。9番パー5では第3打を50センチに寄せ、前半で3つスコアを伸ばした。その後のチャンスは生かせなかったものの「ミスが少ないのは調子がいい証拠。残り2日にいい状態で向かっていける」と手応えを口にした。「かみ合わせ次第で5アンダー、6アンダーというスコアも出る」と言い、トップとの6打差は逆転可能とみる。鍵はわずかに外れることの多かったパットだろう。「我慢しながらチャンスをものにしていきたい」と集中していた。

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2012年10月27日のニュース