準備の差出た マリリン「作戦の引き出しが少なかった」

[ 2012年10月27日 06:00 ]

最終エンドで作戦を立てる本橋

パシフィック・アジア選手権日本代表決定戦最終日

(10月26日 札幌市・どうぎんカーリングスタジアム)
 崖っ縁の4試合目。最終エンド、スキップ本橋が最後の一投を残してギブアップした。前日25日、5回戦制の初戦では、1次リーグ全勝の中部電力に6―5で辛勝。昨年2月以来の白星を飾ったが、最終日は2戦連敗。本橋は「1勝できたけど…。これが今の実力。(相手よりも)作戦の引き出しが少なかった」と唇をかんだ。メンバーは札幌と北見に分かれているため、合同練習は週末が中心。中部電力とは準備の差があった。

 中部電力がパシフィック・アジア選手権で世界選手権出場権を確保すれば、その世界選手権代表は来年2月の日本選手権の優勝チーム。本橋の3度目の五輪出場の可能性は消えていない。「まずは日本選手権で勝つことが目標」と話した本橋率いるLS北見は、12月に2度の海外遠征を行い“そのとき”に備える。

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2012年10月27日のニュース