石川佳純 五輪後初の公式戦 卓球日本リーグで妹に勝つ

[ 2012年10月22日 17:58 ]

日本リーグで妹の梨良(左)に勝利し握手する石川佳純

 ロンドン五輪卓球女子団体で銀メダルに輝いた19歳の石川佳純(全農)が22日、五輪後初の公式戦として東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われた日本リーグに出場し、エリートアカデミーに所属する妹の梨良に勝った。

 石川はレンタル制度で日立化成の一員として出場。2カ月半ぶりの実戦となる初の姉妹対決を3ゲーム連取で制し「五輪後初の試合に加え、妹との対戦だったので緊張した。強くなっている」と4歳年下の妹の成長を感じた。試合はシングルス4試合とダブルス1試合で争われ、日立化成はエリートアカデミーに2―3で敗れた。

 当初はこの秋に中国スーパーリーグへの参戦を予定したが、尖閣問題の影響で断念した。「スーパーリーグに出られなかったのは残念だけど、来年またチャンスがあると思う」と話し、年内は12月上旬に中国で行われるワールドツアー・グランドファイナルを目標に掲げている。

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2012年10月22日のニュース