篠原監督は続投…全柔連 吉村強化委員長が新ポスト就任へ

[ 2012年10月22日 06:00 ]

 全日本柔道連盟の上村春樹会長は21日、吉村和郎強化委員長が来月1日に就任する新ポスト「強化担当理事」について「現場のプロフェッショナルとして経験やノウハウを伝えてほしい」と話し、今後も強化サイドのとりまとめ役としての期待感を示した。

 この日、世界団体選手権の遠征でブラジルに出発した吉村強化委員長は「気持ちが揺らぐことはない」とあらためて男子の篠原信一、女子の園田隆二両監督を続投させる意向を表明。さらに「数人のコーチの入れ替えはあるだろう。自主性のある選手をつくるためにどうすればいいか、考えていきたい」と今後の強化プランも明かした。監督、コーチを含めた新体制は11月初旬に発表する予定という。

 ◆公傷扱い 吉村強化委員長は、女子52キロ級のロンドン五輪代表で、今月左膝の手術を受け長期療養する中村美里について、公傷扱いとし、休養期間も強化指定選手に残す考えを明らかにした。

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2012年10月22日のニュース