「先週は一視聴者」だった吉田 プレーオフに充実感

[ 2012年10月22日 06:00 ]

キャディーとの握手がキム・ソヒ(左から2人目)と“交錯”する吉田

女子ゴルフツアー スポニチ主催マスターズGCレディース最終日

(10月21日 兵庫県三木市 マスターズゴルフ倶楽部=6458ヤード、パー72)
 吉田はツアー2勝目にあと一歩及ばなかった。プレーオフ1ホール目でバーディーパットを外して脱落したが、「先週は一視聴者としてテレビ観戦していたので、まさか優勝争いができるとは思わなかった。悔しい気持ちはなくて、やり切った感じ」と充実感の方が強かった。

 日本女子オープン後に体調を崩し、先週は欠場。この日朝も37度ほど熱があり、8ホール目までマスクしてプレーした。中盤からマスクを外し、ギアチェンジ。最終18番で4メートルのバーディーパットを沈め、この日のベストスコアに並ぶ67をマークすると、通算11アンダーで首位に立ってホールアウトした。8月のNEC軽井沢でのツアー初優勝もプレーオフを戦ったとあって、「次は正規のラウンドで勝てるようにまた頑張りたい」と前向きに語った。

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2012年10月22日のニュース