遼10勝へ強力助っ人 プロキャディーのクラーク氏

[ 2012年10月9日 06:00 ]

 男子ゴルフの石川遼(21=パナソニック)が新コンビでメジャー制覇に挑むことになった。国内メジャーの日本オープン(11日開幕、沖縄・那覇GC)でキャディーをオーストラリア人のサイモン・クラーク氏で登録したことが8日に判明。ツアー10勝目は池田勇太(26=日清食品)に先を越されたが、最年少での10勝を新パートナーと狙う。

 石川は通常は加藤大幸氏をキャディーに起用。今季は米国遠征でハウスキャディーを起用し、日本ツアーでも1試合をコーチの佐々木孝則氏をパートナーに戦ったことはあるが、プロキャディーの起用は初めてだ。クラーク氏は田中秀道、細川和彦らのキャディーを務めた一方で、昨年まで男子ツアーのヤーデージブックを作成していた人物。大会ごとにコースの距離やグリーンの傾斜などを精密に計測してきた、いわばコース攻略の“スペシャリスト”だ。

 石川は前週のキヤノン・オープンは4位に終わり、日本ツアー最年少での通算10勝目を逃した。9日からのプロアマ戦から練習を開始。心強い新相棒とともに日本一を目指すことになる。

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2012年10月9日のニュース