元幕内・琉鵬 結婚式で断髪…大粒の涙流す

[ 2012年10月1日 06:00 ]

断髪式で陸奥親方(右)に大銀杏を切り落とされ、涙を流す元幕内琉鵬

 6月に引退した大相撲の元幕内・琉鵬の浦崎桂助氏(35)=沖縄県出身=の断髪式が30日、東京都内のホテルで結婚披露宴を兼ねる異例の形式で行われ、所属していた陸奥部屋と同じ時津風一門の大関・鶴竜ら約200人の祝福を受けた。

 浦崎氏は9月15日に同郷の酉香(ゆうか)さん(35)と結婚。披露宴の出席者もはさみを入れた。最後に師匠だった陸奥親方(元大関・霧島)が大銀杏(いちょう)を切り落とすと大粒の涙を流し「もう終わりだなと思うと泣いちゃいました」と神妙な表情だった。今後は故郷でスポーツ関連の仕事に就く予定で「運動を通して沖縄の役に立ちたい」と第二の人生に思いをはせた。

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2012年10月1日のニュース