吉田沙保里 史上初の13大会連続世界一「日がたてばうれしさが倍増する」

[ 2012年9月29日 10:48 ]

レスリングの世界選手権女子55キロ級を制し13大会連続世界一を達成、応援席へ向かってガッツポーズする吉田沙保里

 レスリングの吉田沙保里(ALSOK)が28日、カナダ・ストラスコナカウンティで行われている世界選手権55キロ級で決勝で勝ち、10連覇を果たした。

 吉田は五輪と合わせて史上初の13大会連続世界一を達成。男子グレコローマンスタイル130キロ級(当時)のアレクサンドル・カレリン(ロシア)の12大会連続を超えた。

 前人未到の大記録に吉田は「最後まで気が抜けない試合だった」と振り返った上で「世界一になったうれしさが込み上げてきている。日がたてばうれしさが倍増すると思う」と人類最強といわれたカレリンを超えたことに興奮気味。「応援してくれた方に、ありがとうございました、と言いたい」と話した。

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2012年9月29日のニュース