史上初高卒ルーキーVへ 川村初体験の首位

[ 2012年9月29日 06:00 ]

18H、ラフを巻き上げセカンドを放つ川村昌弘

男子ゴルフツアー コカ・コーラ東海クラシック第2日

(9月28日 愛知県みよし市 三好カントリー倶楽部西コース=7315ヤード、パー72)
 5位から出た高卒ルーキーの川村昌弘(19=マクロミル)が5バーディー、3ボギーの70をマークして通算4アンダーに伸ばし、プロ17試合目で初の首位に立った。朴銀信(22=韓国)が首位に並び、74で回った石川遼(21=パナソニック)は通算3オーバーの30位。初日首位の高山忠洋(34=法仙坊GC)は79と崩れて30位に後退した。
【第2R成績】

 難セッティングを19歳が攻略した。今大会のラフの設定は15~20センチで、予選通過ラインは今季ワーストの7オーバー。その中でスコアを伸ばして初の首位に立った川村は「うれしいし自信になりますね」とあどけない笑顔を見せた。

 12番から4連続バーディー。パー5の12、15番は20メートルからキッチリ2パット、14番は18メートルを決めるなど、ロングパットのタッチが合った。同じコースで行われた昨年の日本アマは予選落ち。それから1年がたち「アプローチとパットが成長しているから耐えられているのかな」と振り返った。プロとアマで最も違うのはグリーンの速さだが、1年目でそれに対応。全17試合に出場して予選落ち2試合という安定した成績を残している。

 史上3番目の年少V&初の高卒ルーキーVへ。「緊張するかもしれないが、それも楽しみたい」と気負わずに残り2日間に臨む。

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2012年9月29日のニュース