元幕内浜錦が断髪式 約200人がはさみ入れる

[ 2012年9月28日 19:11 ]

 大相撲で2月に引退した元幕内浜錦の春日山親方(35)=本名高浜竜郎、熊本市出身=の断髪式が28日、東京・両国国技館で行われ、日大相撲部で同期だった十両高見盛ら約200人がはさみを入れ、現役時代に師匠だった追手風親方(元幕内大翔山)が大銀杏を切り落とした。

 春日山親方は右膝のけがなどで幕内から三段目へ転落したことがある。断髪の間も涙はなく「現役の時の方がつらかった。あまりぐっとくることはなかった」と、すがすがしい表情だった。

 引退と同時に春日山部屋を継承。先代の春日山親方で、最近まで部屋付きだった雷親方(元幕内春日富士)が20日に相撲協会を退職した。「先代は多くの弟子を育てられた。(育成面で)自分の責任は大きい」と前向きに話した。

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2012年9月28日のニュース