カレリン超え目指す吉田 「絶対優勝しかない」とキッパリ

[ 2012年9月28日 10:17 ]

計量を終え、報道陣の求めに応じポーズをとる吉田沙保里

 28日に行われるレスリング女子の世界選手権55キロ級で五輪と合わせ、13大会連続世界一がかかる吉田沙保里(ALSOK)は27日、計量を終え「緊張感が出てきた。絶対優勝しかない」と宣言した。吉田は12大会連続世界一で並ぶ男子グレコローマンスタイル130キロ級(当時)のアレクサンドル・カレリン(ロシア)超えに挑む。

 組み合わせも決まり、昨年の世界選手権とロンドン五輪の決勝で対戦したトーニャ・バービーク(カナダ)や5月の国別対抗戦、ワールドカップ(W杯)で敗れたワレリア・ジョロボワ(ロシア)は出場しなかった。

 五輪と世界選手権での連勝が58の吉田は4試合を闘って優勝すれば、カレリンが持つ最多連勝記録の61も上回る。「勝ちにこだわって計算しながらやりたい」と気を引き締めた。(共同)

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2012年9月28日のニュース