母の手料理&父の車で通勤…木戸“家族愛”で2差2位

[ 2012年9月28日 06:00 ]

10番、ティーショットを放つ木戸愛

女子ゴルフツアー 日本女子オープン第1日

(9月27日 神奈川県横浜市 横浜カントリークラブ西コース=6545ヤード、パー72)
 プロ5年目の木戸愛(22=ゼンリン)がメジャー初制覇へ好スタートを切った。ダブルボギーが先行した後に4バーディーを奪い返し、2アンダーの70でトップと2打差の2位につけた。68をマークしたフォン・シャンシャン(23=中国)が単独首位。宮里藍(27=サントリー)、宮里美香(22=NTTぷらら)はともにパープレーの72で6位発進となった。
【第1R成績】

 最終9番、8メートルのバーディーパット。木戸はスライスラインをねじ込んだ。メジャーの難セッティングで4バーディー。「今週に入ってパッティングのフィーリングに苦戦していたけど、きのうの夜にルーティンを変えてから良くなった」と白い歯を見せた。

 前半の11番パー3。バンカーに入れてダブルボギーを叩く不安な出だしとなった。巻き返しのきっかけは16番の1メートルのバーディーパットだった。今まではパターを置いてから左右の足を固定し構えに入っていたが、サントリー・レディースで優勝した金孝周のビデオなどを見て左足を開いてから構えに入るようにした。「左足をオープンにしたらアドレスに気持ち良く入れるようになってコンタクトが良くなった。16番でこれだと確信できた」と振り返った。

 コースは横須賀市の自宅から35キロほどの距離にあるため、自宅から通勤している。「家族と話せてリラックスできるし、母のご飯が食べられるのがうれしい」。前夜はしゃぶしゃぶでパワーをつけ、朝はお願いしたおかかのおにぎりを頬張った。30分の道のりは元プロレスラーの父、修氏(62)が運転。父からは「冷静に穏やかになってやってこい」と心構えも説かれた。家族の後押しも好発進につながった。

 プロ5年目の今季は念願の初勝利を飾り、全英女子オープンにも出場。強風の中での英国のプレーが生きて「きょうも風が強かったけど、全英の経験から気持ちをコントロールすることができた」という。この日は短パンに膝上のソックスで自慢の美脚を強調。髪はカラフルなリボンで結んだ。「(リボンは)全英で外国選手を見て」とファンへのアピールも大事と感じた。初出場の昨年は予選落ち。「日本女子オープンは一番と言っていいくらい楽しみにしていた」。伸び盛りの22歳が観客も魅了するゴルフで優勝争いに加わる。

 ◆木戸 愛(きど めぐみ)1989年(平元)12月26日、神奈川県横須賀市生まれの22歳。小5でゴルフを始め、東北高では有村、原の2学年後輩で、全国団体5連覇を飾った黄金期のメンバー。08年のプロテストに合格。昨年は賞金ランク49位で初のシード権を獲得。妹はツアープロを目指す侑来(ゆきな、19)。1メートル72、56キロ。

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