古事記の四字熟語候補も…日馬富士 口上はシンプルに

[ 2012年9月26日 17:39 ]

第70代横綱・日馬富士誕生

 口上に入れる言葉の候補に、古事記から引用した「修理固成」という4文字が挙がっていた。日馬富士のしこ名を考案した出雲大社相模分祠の草山清和分祠長が提案したという。

 「国のつくりを固めるように、横綱としての自分をつくり固めていく」という思いが込められていたそうだが、最終的には伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)夫人の淳子さん考案の「横綱を自覚して」というシンプルなものでまとまった。

 口上決定の際、同親方は「これからは公の人間になる。私の時間はない。世の中のためになる人間になれ」と訓示を述べ、日馬富士も神妙に聞いていたという。

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2012年9月26日のニュース