江里口が初優勝 全日本実業団陸上最終日

[ 2012年9月23日 17:45 ]

男子100メートル決勝 10秒44(追い風参考)で優勝した江里口匡史(左から2人目)

 陸上の全日本実業団対抗選手権最終日は23日、福岡市の博多の森陸上競技場で行われ、男子100メートルはロンドン五輪代表の江里口匡史(大阪ガス)が10秒44の追い風参考で初優勝、末続慎吾(ミズノ)は10秒74の8位だった。

 女子100メートルは渡辺真弓(東邦銀行)が11秒77で制し、200メートルとの2冠を達成。渡辺は東邦銀行のメンバーで出た同400メートルリレーでも優勝した。同三段跳びは桝見咲智子(九電工)が13メートル34で勝ち、走り幅跳びに続く優勝となった。

 この大会を最後に第一線を退く選手では、女子投てきの室伏由佳(ミズノ)が円盤投げは49メートル50、ハンマー投げは57メートル38でいずれも2位。信岡沙希重(ミズノ)は女子100メートルで12秒29の予選敗退、男子400メートルの山口有希(大阪ガス)は48秒07の2位だった。

 対抗得点の総合は富士通が116・5点で6年連続優勝を果たした。

続きを表示

この記事のフォト

2012年9月23日のニュース