黒海引退会見 05年朝青龍撃破が思い出

[ 2012年9月23日 06:00 ]

大相撲秋場所14日目

(9月22日 両国国技館)
 21日に引退届を提出したグルジア出身の元小結・黒海(31=追手風部屋)が22日、国技館で会見し「日本に来て大相撲に入って、自分の人生が広がった。心の中には思い出がいっぱい」とすっきりとした表情で話した。

 黒海は03年夏場所に新十両に昇進し、欧州出身力士として初の関取となった。一番の思い出に05年名古屋場所で朝青龍から初金星を挙げた相撲を挙げた。今後は地元グルジアに戻って事業やアマチュア相撲の指導を行うという。師匠の追手風親方(元幕内・大翔山)は「大相撲で生きてきたことをグルジアで伝えてほしい」と話した。断髪式は東京都内で行う予定。

続きを表示

2012年9月23日のニュース