森田コースレコードの64 ツアー2勝目へ1差2位浮上

[ 2012年9月23日 06:00 ]

地元の子ども達とスナッグゴルフを楽しむ森田理香子(右)。左は横峯さくら

女子ゴルフツアー ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン第2日

(宮城県利府町 利府ゴルフ倶楽部=6498ヤード、パー72)
 森田理香子(22=リコー)がコースレコードの64をマークし、1打差の2位に浮上した。ボギーなしの8バーディーで回り、同じく64をマークしたリ・エスド(26=韓国)と並んで通算9アンダー、135。66で回った茂木宏美(35=赤城CC)が通算10アンダーで単独トップに立ち、28歳の誕生日を迎えた佐伯三貴(日立アプライアンス)が4打差の7位につけた。
【第2R成績】

 パー5の最終18番。森田はコースレコードを更新する8個目のバーディーを奪った。残り224ヤードから5Wで2オン。約10メートルのイーグルパットは外したもののバーディーで締め、04年にS・ヘッドが出した65を抜く64でホールアウトした。22位から1打差の2位に一気に順位を上げた。

 ビッグスコアの陰に同じ岡本綾子門下の表純子らの助言があった。パットが不調だったが、「アドレスが打ちたいところに向いていない」と言われ、「ボールじゃなく、先を見てそこに打ち出すイメージ」でパットに臨むと感覚が戻ってきたという。

 前戦では同郷の京都出身の永井奈都が30歳でツアー初優勝。「小さい頃から一緒に練習していたし、うれしかった」と刺激を受けた。今季は3位以内が6度。10年以来のツアー2勝目に向け、「プロになって5年だし、そろそろ勝たないと、という気持ちもある」と意欲を見せた。

 ▼4位・金田愛子 自分のリズムだけを意識することを心がけた。最終組で回れて凄く楽しかった。(初の最終組で70でまとめ好位置をキープ)

 ▼10位・有村智恵 一生、バーディーが取れないのかと思った。気が済むまでパットの練習をしたい。(終盤で3連続バーディーも再三、チャンスを外す)

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2012年9月23日のニュース