今大会で引退の潮田 混合でヨネックスOP初勝利

[ 2012年9月21日 06:00 ]

<ヨネックスオープン・混合ダブルス>第2セット、得点を決め、ガッツポーズする潮田、左は池田

バドミントンヨネックス・オープン・ジャパン第3日

(9月20日 国立代々木競技場)
 この大会を最後に引退すると発表している潮田玲子(28=日本ユニシス)は、池田信太郎(31=日本ユニシス)と組む混合ダブルス2回戦で今大会初戦を行い、ストレート勝ちした。

 オグシオの女子ダブルスでは3位があるが、混合では4度目の出場で初勝利。「やっと3年越しの勝利。あすも頑張りたい」と話した。

 五輪前に引退を発表しただけに、心の準備はしてきたが「ホテルから会場に来る時、もしかしたらこれが最後になるかもと考えた。(試合場に)入場する時も、胸がいっぱいになった」と言う。

 練習は十分ではなかったが「心も体もリラックスして臨めた」と話した通り、第1ゲーム開始に潮田のサーブから8連続ポイントを奪うなど、快勝だった。「最後とか考えず、いいプレーをしたい」。一球一球に思いを込めて、潮田は特別なコートに立ち続ける。

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