日馬富士 まるで“横綱相撲”!冷静に全勝キープ

[ 2012年9月21日 06:00 ]

<秋場所12日目>日馬冨士は豪栄道を突き倒し全焼を守る

大相撲秋場所12日目

(9月20日 両国国技館)
 綱獲りの日馬富士は豪栄道を一方的に突き倒し、全勝で単独トップを守った。ここ1年の対戦は2勝2敗の五分だったが、横綱相撲のような取り口で圧倒し「相手の動きがよく見えた」と納得の表情だ。

 前日は物言いの末に勝利が決まった直後に右手でガッツポーズをつくるシーンもあったが、この日は帰路に就くまで終始冷静だった。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)も「本人も分かっているが、相撲というのは国技なので、身ぶり手ぶりを見られている」とあらためて土俵上での態度に注意を払うよう求めた。横綱昇進に向けて重要な残り3日間に向け本人は「一日一番です」と気合を入れ直した。

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2012年9月21日のニュース