五輪８強の佐々木　順当にストレート勝ち

男子シングルス１回戦　インド選手に勝った佐々木翔

　バドミントンのヨネックス・オープン・ジャパン第２日は１９日、東京・国立代々木競技場で本戦の１回戦が行われ、ロンドン五輪男子シングルスで日本初の８強入りした佐々木翔（３０＝トナミ運輸）が順当にストレート勝ちした。２０日は２回戦が行われ、女子ダブルスの藤井瑞希（２４）垣岩令佳（２３＝ルネサス）組、混合ダブルスの池田信太郎（３１）潮田玲子（２８＝日本ユニシス）組が登場する。

　世界ランク７位の佐々木は、世界５５位の格下を２１―１８、２１―１５のストレートで下した。五輪後から「理想のスタイルを探している」という状態だが「やってみたら、楽しかった」と笑顔。五輪８強入りで「反響が大きく、立ち位置が変わった」と周囲の見る目は変化したが、逆に競技への強い思いを「再確認できた。燃え尽きてない」とリオデジャネイロ五輪を目指すと宣言した。