“激戦後遺症”克服!有村、5差も逆転Vに自信

[ 2012年9月15日 06:00 ]

2週連続優勝へ見通しバッチリ?トンネルを抜け5番ホールに向かう有村

女子ゴルフツアー マンシングウェアレディース東海クラシック第1日

(9月14日 愛知県美浜町 新南愛知カントリークラブ美浜コース=6402ヤード、パー72)
 自身初の2週連続優勝を狙う有村智恵(24=日本ヒューレット・パッカード)が15番から3連続バーディーを奪うなど69をマークし、3アンダーで5位発進した。8アンダーで首位に立つ賞金ランクトップの全美貞(29=韓国)とは5打差がついたが、逆転に自信を見せた。前年優勝の服部真夕(24=LIXIL)も3アンダーの5位につけた。

 どや顔が出た。16番パー3、グリーン脇から25ヤードの第2打。有村はPWを持つと、ボールを転がすアプローチでチップインバーディーを奪った。前日、ランニングアプローチの練習に時間を割いた。その成果で連続バーディーを決めると、17番は4メートルのパットを沈めて3ホール連続でスコアを伸ばした。

 「パットは決まっていなかったけど、内容は悪くなかった」

 前週の日本女子プロ選手権でメジャー初制覇し通算13勝目を挙げた有村。優勝した翌週に悩まされてきた“激戦後遺症”が出なかったことが好プレーにつながった。

 これまで優勝争いをすると、決まって試合後に頭痛や吐き気を発症した。今季初勝利のサイバーエージェント・レディースの後は目がチカチカして「光を見るのがつらい状態」だった。翌週のワールド・レディース・サロンパスカップは予定より2日遅れてコース入り。43位に終わっている。

 今季2勝目のスタンレーレディースでも症状が出たため、病院で診察を受けたところ「緊張性の頭痛」と診断された。原因が分かったことで気分が楽になり「その後は症状が出なくなった」。そして、この日も万全な体調でラウンドした。

 賞金ランク首位の全美貞に5打差をつけられた。「強い。今年は話しかけられないオーラがある」とライバルの力を認めながらも、諦めるつもりはない。有村は賞金ランク3位で全美貞とは約2000万円差。しかし2週連続Vなら女王の行方も分からなくなる。「上は走っているけど、かみ合えばいいスコアは出る」。言葉に自信があふれる。逆転優勝へ、ビッグスコアの予感が漂ってきた。

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