金メダリスト 内柴被告 初公判で無罪主張「合意の上」

[ 2012年9月12日 10:13 ]

無罪を主張した内柴被告

 指導していた大学の女子柔道部員に乱暴したとして、準強姦罪に問われたアテネ、北京両五輪の柔道金メダリスト内柴正人被告(34)は12日、東京地裁の初公判で「被害者は酔って寝ておらず、起きていた。合意の上で行為に及んだ」と無罪を主張した。

 起訴状によると、被告は昨年9月20日未明、東京都八王子市のホテルの部屋で、酒に酔って熟睡し、抵抗できない部員を乱暴したとしている。

 捜査関係者によると、被告はコーチを務めていた九州看護福祉大(熊本県玉名市)女子柔道部の遠征先で部員ら数人と飲酒。酔った部員と2人でホテルに戻ったという。

 部員との間に合意があったかどうかが争点で、初公判以降、12月27日の結審まで7回の期日が指定されている。

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2012年9月12日のニュース