2大関が同時に…把瑠都と琴奨菊が休場 昭和以降では初

[ 2012年9月12日 09:12 ]

 大相撲の東大関琴奨菊(28)=本名菊次一弘、福岡県出身、佐渡ケ嶽部屋=と、西大関把瑠都(27)=本名カイド・ホーベルソン、エストニア出身、尾上部屋=が、ともに負傷のため秋場所4日目の12日から休場することになった。日本相撲協会広報部によると、大関2人が同じ日から途中休場するのは昭和以降初めて。

 琴奨菊は2008年初場所以来2度目、把瑠都は07年名古屋場所以来6度目の休場で、ともに大関昇進後は初めて。再出場せずに負け越せば、11月の九州場所で初のかど番となる。4日目の対戦相手、臥牙丸と関脇妙義龍は不戦勝。

 佐渡ケ嶽親方(関脇琴ノ若)によると、琴奨菊は3日目の豊真将戦で左膝靱帯を痛め、膝が曲がらなくなったという。再出場について同親方は「医師に相談し、本人とも話したい」と述べるにとどめた。

 把瑠都は場所前の稽古で右足親指を負傷。3日目の臥牙丸戦で敗れて1勝2敗となった一番で悪化させた。大関は「全然治っていないので踏ん張れない。力を出し切れない」と話した。

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2012年9月12日のニュース