太田「感謝でいっぱい」 報奨金は普及のために使用

[ 2012年8月31日 20:48 ]

日本フェンシング協会の祝勝会であいさつする太田雄貴

 日本フェンシング協会は31日、東京都内でロンドン五輪の祝勝会を開き、男子フルーレ団体で銀メダルに輝いた太田雄貴(森永製菓)は今後について「フェンシングの普及を継続的にやりたい」と述べた。同協会から渡された報奨金200万円を普及のために使うことも明らかにした。太田は年内、競技を休養する意向を示している。

 祝勝会には団体メンバーの千田健太、淡路卓(ともにネクサス)三宅諒(慶大)ら代表10人が出席。関係者らと記念撮影などをした太田は「みなさんに祝福してもらい感謝の気持ちでいっぱい。このメンバーでできて誇りに思う」とあいさつした。

 女子フルーレ個人で7位となり2大会連続の入賞を果たした菅原智恵子(宮城ク)は「ロンドン五輪が最後の試合」と話し、第一線から退く意向を示した。

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2012年8月31日のニュース