宮本 不惑イーグル!首位発進「気持ちよくラウンド」

[ 2012年8月31日 06:00 ]

<フジサンケイクラシック第1日>10番、ティーショットを放つ宮本勝昌

男子ゴルフツアー フジサンケイ・クラシック第1日

(8月30日 山梨・富士河口湖町 富士桜カントリー倶楽部=7437ヤード、パー71)
 不惑の宮本は足取りも軽く「いきますよー!」と会見場に飛び込んできた。28日に誕生日を迎えたばかりで首位発進。「ショットのミスがほとんどなく気持ち良くラウンドできた」と口調はいつも以上に軽やかだった。

 10番でバーディー発進すると、15番パー5では残り244ヤードから3Iで2オンに成功した。40歳になっても持ち前の飛距離は変わらず、年齢的な衰えはない。「ゴルフに全てをつぎ込めるようにトレーニングもケアもしている。50歳までは現役でやりたい」。イーグルパットは25メートルもあったが、これを誕生日景気とばかりに勢いよく沈めた。

 今週は車で約40分の御殿場市の自宅から通勤している。誕生日だった火曜日の練習日には、師匠の芹沢信雄からスイングのアドバイスももらった。おかげで感触と球筋がかみ合うようになり、悩みは消えた。その日の夜には、朋美夫人の両親を交えて「家族でご飯を食べてケーキを食べ」て誕生日のお祝いをしてもらった。「週末もいい位置にいて、またみんなで応援に来てくれればうれしい」と迷いなく2年ぶりの優勝を目指していく。

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