15歳高梨沙羅「高卒認定」 高校入学4カ月で朗報

[ 2012年8月29日 20:16 ]

 ノルディックスキー・ジャンプ女子のワールドカップ(W杯)で日本選手として初優勝を果たした15歳の高梨沙羅が、文部科学省が実施する高校卒業程度認定試験(旧大検)に合格した。父親の寛也さんが29日、明らかにした。今後は英語など語学に力を入れるといい、競技に集中できる環境が整った。

 3月に北海道・上川中を卒業し、4月にグレースマウンテン・インターナショナルスクール(北海道旭川市)へ進学。入学からわずか約4カ月の8月初旬に試験を受け、28日に合格の報告を受けた。寛也さんによると、合宿などで登校できたのは約1カ月だったというが、朝から夜遅くまで集中して勉強した。朗報を聞き「優勝した時より喜んでいた」という。

 高校卒業程度認定試験は年に2度行われ、国語や数学、英語など8~9科目で合格すると高卒認定となり、満18歳になる年度に大学入試の受験資格を持つ。

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