白鵬 “相撲の町”草加市で土俵入り披露

[ 2012年8月26日 06:00 ]

横綱土俵入り後に子供たちと記念撮影をする(左から)旭天鵬、白鵬、魁聖

 大相撲の横綱・白鵬(27)が25日、埼玉県草加市の高砂小学校で土俵入りを行った。同市の青少年相撲振興会が30周年記念行事として開催した「ちびっ子相撲大会」に参加。約550人の小中学生らの前で旭天鵬と魁聖を太刀持ち、露払いに従え、不知火型の土俵入りを披露した。

 草加市は、全ての市立小学校に土俵が設けられているなど相撲熱は高い。土俵入り後に、まわし姿で胸を出して子供たちと触れ合った横綱は「この町がどれほど相撲を愛しているかが分かった」と実感。「この地域から宮城野部屋にスカウトしたい」と夢を語った。

 3場所ぶりの賜杯奪還を狙う秋場所(9月9日初日、両国国技館)に向けては「きょうも朝に稽古をやりましたし」と余裕の表情で、綱獲りに挑む日馬富士に対し「悔いのないように」とアドバイスを送っていた。

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2012年8月26日のニュース