金メダルの松本が恩師に報告&子どもたちに柔道指導

[ 2012年8月11日 18:48 ]

 ロンドン五輪の柔道女子57キロ級で金メダルを獲得した帝京大出身の松本薫選手(24)が11日、帝京大宇都宮キャンパス(宇都宮市)の道場で開いた柔道教室で幼稚園児から中学生まで男女約20人を指導した。

 松本選手は五輪で着た上下白の柔道着で登場。列になった子どもたちに次々に得意技をかけると、道場内から「かっこいい」「強い」と歓声が上がった。松本選手は「元気な子どもたちに会えてうれしい。柔道を楽しむ大切さを伝えたかった」と目を輝かせた。

 練習後、帝京大の女子柔道部で当時監督を務めていた恩師の稲田明さんに金メダルを報告した。稲田さんは谷亮子さんも指導した名伯楽。「何が何でも勝つという闘争心で勝ち取ったメダルだと思う。子どもたちの良いお手本になった」と笑顔を見せた。

続きを表示

2012年8月11日のニュース