16歳・杏南 戦後最年少出場…夢の11秒間!

[ 2012年8月11日 06:00 ]

女子400メートルリレー予選で第1走者の土井(手前左端)からリレーし、前を追う市川

ロンドン五輪陸上

 9日の女子400メートルリレーで、64年東京五輪以来、48年ぶりに出場した日本は、予選1組8位の44秒25。決勝には進めなかったが、第1走の土井杏南(16=埼玉栄高)が、日本陸上界で最年少の出場を果たした。

 16歳11カ月での出場は92年バルセロナ大会女子20キロ競歩に出た板倉美紀の17歳0カ月を更新し、日本陸上界の戦後史上最年少。歴史的な一歩を刻んだ16歳は「変な緊張はなかった。凄い声援に背中を押されて気持ち良く走れた」と夢のような約11秒間を振り返った。

 スタートの反応時間は予選1組トップの0・153秒。いきなり飛び出したが、2走・市川へのバトンで少し詰まるミス。悪い流れを引きずったまま福島と佐野もスピードに乗り切れず、目標タイムに1秒も届かない44秒25で予選1組8位で敗退。「世界との差はまだまだあるな、と感じた」と土井は完敗を認めた。

 小学5年で陸上を始めて中学記録、高校記録、日本ジュニア記録を次々に更新。6月の日本選手権100メートル。福島を追い詰めて2位に入る大健闘を見せたが、中学時代の恩師には「負けて悔しい」というメールを送ったほどの負けず嫌いだ。負けず嫌いの土井が、このまま終わるわけがない。「もう一度、頑張りたい」と前を見据えた。

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