遼 首位と3差14位の好発進 飛距離より精度追及

[ 2012年8月11日 06:00 ]

15番のティーショットを放つ石川遼。3アンダーで好位置につけた

USPGAツアー全米プロ選手権第1日

(8月9日 米サウスカロライナ州キアワ島 キアワアイランドゴルフリゾート・オーシャンコース=7676ヤード、パー72)
 石川遼(20=パナソニック)が首位と3打差の14位と好スタートを切った。10番から3連続バーディー発進すると、メジャー自己最多の7バーディーを奪って69。メジャー6戦ぶりの予選通過だけでなく上位を狙える位置につけた。カール・ペテルソン(34=スウェーデン)が6アンダー、66で首位。10日は第2ラウンドが始まり、45位で出た藤田寛之(43=葛城GC)は13ホールを終え、2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーで通算2オーバーに後退した。

 噴き出す汗を石川は気持ちよさそうに拭った。メジャーでは11ラウンドぶりの60台。「このスコアで初日を終えられてホッとしている」と素直な心境を語った。

 初めてのコース、午前の早い組ということもあり、周囲のスコアは予想もつかなかった。だから3連続バーディー発進にも満足せず、前半の16番パー5では“直ドラ”も披露。まだ初日でも攻めどころとみるや積極的なプレーで、メジャー自己最多の7バーディーにつなげた。

 特に大きかったのが、連続ボギーで迎えた後半5番のパー3だった。左端のピンに対して左からの海風。ドロー気味の球で風にぶつけ、真っすぐピンに向かわせた。「今まで5Iであのピンは狙えなかった。でもきょうはイメージ通りにしっかりと打てた」と自画自賛。グリーンの広い側に逃げずに狭い側の左手前2メートルに乗せ、悪い流れをバーディーで断ち切った。

 飛距離よりも精度を追求するようになった石川にとって「ああいうショットがこれからの武器になる」という会心の一打。「スコアも内容も今年のメジャーでは一番よかった」と振り返り、さらなる上位進出を見据えた。

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