浜口京子、初戦敗退…メダルなしに終わる

[ 2012年8月9日 23:10 ]

女子72キロ級2回戦 カザフスタンのマニュロワ(右)に敗れた浜口京子

ロンドン五輪レスリング

(8月9日)
 3度目の五輪に臨んだ女子72キロ級の浜口京子(34=ジャパンビバレッジ)は初戦となる2回戦で、アテネ大会銀メダリストのグゼル・マニュロワ(34=カザフスタン)にピリオド1―2で敗れた。浜口は敗者復活戦にも回れず、3大会連続のメダル獲得はならなかった。2004年アテネ大会でレスリング女子が採用されてから、日本がメダルを逃したのは初めて。

 第1ピリオド、浜口はタックルからローリングで3点を失い、追いかける展開。背後に回り1点を返したものの1―5でピリオドを落とした。

 第2ピリオドは、先に背後をとられ1点を失ったもののすぐに追いつき、ルールにより最後に得点した浜口がピリオドを取った。

 第3ピリオドはともに得点できず。延長はビールピックアップで青の浜口が有利な体勢となったが、倒しにいったところを投げ技で返され勝負あり。倒したと思ってガッツポーズの浜口だが、抗議も実らなかった。

 マニュロワが決勝に進んだ場合は浜口が敗者復活戦出場となったが、マニュロワが準々決勝で敗れたため出場ならず。大会前に今大会限りでの引退を示唆し、3大会連続のメダルを狙った浜口には悔しい結末となった。

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