愛ママ「胸いっぱい」20年の重み感じ 

[ 2012年8月9日 06:00 ]

母・千代さん(左)に銀メダルをかける福原愛

ロンドン五輪卓球女子団体決勝

 福原の母・千代さん(61)は、表彰台で笑う娘に「晴れやかな顔で胸がいっぱいです」と感無量の様子だった。

 スタンドでは、東日本大震災で被災した仙台市若林区の市立東六郷小の児童から贈られた横断幕を持って応援。スマッシュ1球ごとに力を込めた。7月9日の会見で、母について質問された福原は「教えてよかった、と母に思ってもらえるような試合をしたい」と感極まったが、千代さんは「この20年を思うと重みのあるメダル。一生思い出に残る試合になった」としみじみとしていた。

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2012年8月9日のニュース