ボルト縄跳び没収された「理解できない」

[ 2012年8月9日 06:00 ]

ロンドン五輪陸上

 陸上男子100メートルで五輪連覇を果たしたウサイン・ボルト(25=ジャマイカ)が7日、決勝の前に持参した縄跳びを競技委員に没収されたことを明らかにし「理解できない」と不満を漏らした。

 この縄跳びはウオームアップ用で、ボルトは「ルールだと言われた。1年前から使っているのに…。なぜこんなにルールが多いんだ。これでは何もできない」と競技委員の対応を批判。同日、200メートルの予選を走り終えると「次はバッグの底に隠してこっそり持っていく」と公然と?ルール違反を宣言した。

 これを受けて五輪組織委員会のコー委員長は「禁止されてはいない」として事実関係を調査することを示唆。決勝のスタート直前には観客席からボトルが投げ入れられるハプニングがあったが、舞台裏ではもうひとつの“事件”がボルトの周辺で起こっていた。

続きを表示

2012年8月9日のニュース