村上予選敗退“主将はメダルを取れない”ジンクス破れず…

[ 2012年8月9日 05:12 ]

男子やり投げ予選 2投目の投てき後に険しい表情を見せる村上幸史

ロンドン五輪陸上

 またも、“主将はメダルを取れない”ジンクスは破れなかった。今大会日本選手団の主将を務めた村上幸史(スズキ浜松AC)が男子やり投げ予選に出場したが、77メートル80のA組14位に終わり、決勝に進めなかった。

 日本選手団の主将は、92年バルセロナ五輪で柔道の古賀稔彦が金メダルを取ってから、96年アトランタ五輪の谷口浩美(マラソン)は19位、00年シドニー五輪の杉浦正則(野球)は4位、04年アテネ五輪の井上康生(柔道)は準々決勝で敗れ、08年北京五輪の鈴木桂治(柔道)は初戦敗退と、活躍を期待された選手がメダル獲得すら逃してきた。

 今大会前、村上は「全く気にしていない」と語っていたが、残念な結果に終わってしまった。

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2012年8月9日のニュース