伸びなかった…室伏 笑顔なき銅メダル

[ 2012年8月6日 06:01 ]

男子ハンマー投げで3位になり、日の丸を背負って笑顔を見せる室伏広治

ロンドン五輪陸上

 男子ハンマー投げ決勝が行われ、室伏広治(ミズノ)は3投目に78メートル71を記録し銅メダル。今大会の日本陸上選手団初メダルで、04年のアテネ五輪金メダルに次ぐメダル獲得となった。

 予選を78メートル48の全体2位で通過し「サークルの感触を確かめられた」と好感触で臨んだ決勝だった。1投目は軽く投げて78メートル前後まで飛ばしたがファウル判定。納得のいかない様子の室伏は審判に詰め寄り、説明を求めた。

 気を取り直した2投目で78メートル16。3投目で78メートル71を投じ3位に入った。しかし、その後は78メートル09、77メートル12、76メートル47で記録を伸ばせず。最後まで笑顔と雄叫びは見られなかった。

 パルシュ(ハンガリー)が80メートル59で金メダルは獲得した。

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