3個目メダル手にした鈴木 一番うれしい“絆の銅”

[ 2012年8月5日 09:36 ]

女子400メートルメドレーリレーで銅メダルを獲得した寺川綾(左)と抱き合って喜ぶ伊藤華英

ロンドン五輪競泳

 女子400メートルメドレーリレー決勝で、日本は3分55秒73で3位。00年シドニー五輪の銅以来3大会ぶりに同種目でメダルを獲得した。

 「チーム力は日本が一番」と信じた4人。背泳ぎの寺川、平泳ぎの鈴木、バタフライの加藤とつないで3位をキープすると、自由形の上田は一度は4位に後退したが「メダルを持って帰りたいという気持ちで泳いだ」と最後の50メートルでロシアを抜き返し、3位でゴールした。

 「ずっとメドレーリレーでメダルを取りたいと話していた」という思いが叶った最年長の寺川。「夢のような舞台で結果を出せてうれしかった。日の丸を見た瞬間、感動してしまった」と涙があふれた。鈴木は今大会で獲得した個人種目の銀、銅を含めたメダル計3個のうち、どれがうれしいかと聞かれると「メドレーリレーが一番」と笑った。(共同)

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2012年8月5日のニュース