フェルプス史上初 3種目3連覇「楽しかった」

[ 2012年8月5日 06:00 ]

男子100メートルバタフライで優勝し、通算17個目の金メダルを獲得した米国のフェルプス

ロンドン五輪競泳

 男子100メートルバタフライはフェルプス(米国)が51秒21で3大会連続優勝し、すでに史上最多だった通算の金メダル数を17に伸ばした。フェルプスは200メートル個人メドレーと、米国のメンバーとして出場した800メートルリレーでも3大会続けて金メダルに輝いており、史上初の3種目3連覇となった。女子200メートル背泳ぎは17歳のフランクリン(米国)が2分4秒06の世界新記録で制し、100メートル背泳ぎとの2冠を達成。同800メートル自由形は15歳のレデッキー(米国)が8分14秒63で勝った。

 17度目の表彰台の真ん中で、怪物の目に光るものがあった。五輪後に引退するフェルプスは、個人種目では最後のレースを制し「最後に勝てたことが純粋にうれしい。楽しかった」と穏やかな笑みを浮かべた。

 前半は出遅れ、50メートルを8選手中7位で折り返した。そこから、両手を広げると2メートルを超すリーチを生かしたダイナミックなストロークで猛烈な追い上げを見せた。残り25メートルを切って頭一つ抜け出し、トップでゴールすると、万雷の拍手を気持ちよさそうに浴びた。

 8冠に輝いた北京五輪と違い、ロンドンでのテーマは「できる限りのことをする」。結果が4年前に及ばないことは目に見えていたが、バウマン・コーチは「どんな結果でも彼の伝説は汚れることはない」と挑戦を後押しした。いずれも3連覇が懸かっていた4つの個人種目を泳ぎ切り、2種目を制した。「いろいろな思いがこみ上げてきた」。完全燃焼だった。

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