松本、金1号!史上初の快挙に“野獣ちゃん”涙

[ 2012年7月31日 06:00 ]

金メダルを手に笑顔の松本

ロンドン五輪 柔道女子57キロ級

 女子57キロ級の松本薫(24=フォーリーフジャパン)が日本選手団で今大会初の金メダルを獲得した。

 準決勝でオトンヌ・パビア(フランス)に優勢勝ちすると、決勝はコリナ・カプリイオリウ(ルーマニア)に反則勝ち。この階級は56キロ級の時代を含めて最高成績で、柔道女子としても今大会初のメダル獲得となった。男子73キロ級の昨年の世界選手権王者・中矢力(23=ALSOK)は決勝でマンスール・イサエフ(ロシア)に有効を取られて敗れ、銀メダルだった。

 野獣のような鋭い眼光が消え、うれし涙があふれた。「自分一人だけの金メダルじゃないと、勝った瞬間思った」。畳から下りた松本が真っ先に全日本女子・園田監督の胸に飛び込み喜びを分かち合った。今大会、日本選手団で初の金メダル。「うれしいです。一番というのは好きです」と笑顔がはじけた。

 一本勝ちこそなかったが、持ち前の“攻めの柔道”を貫いた。決勝では4分すぎにすくい投げの有効の判定が取り消された。それでも園田監督が「いつ仕留めるか時間の問題だった。よく辛抱した」と言うように、攻め続けて追い詰めたことが相手の反則につながった。女子は48キロ級、52キロ級とメダルなしに終わっていたが「重圧は特になかった。48、52キロ級の人も一緒に頑張ってきた選手。その人たちの分も頑張ろうと思った。応援してくれて力に変えて戦えた」と仲間へ感謝した。

 ◆女子57キロ級決勝の反則 松本が受けたのは、立ち技を掛けた状態の相手の軸足を刈ったり、払ったりする行為を禁止する反則規定。内股に入った松本の軸足(右足)を、カプリイオリウが後方から股の間に入れた右足で刈った。

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