錦織「誇りを持って」日本男子88年ぶり白星!

[ 2012年7月31日 06:00 ]

日本男子88年ぶりの白星を挙げた錦織

ロンドン五輪 テニス男子シングルス1回戦

 錦織は昨年のウィンブルドン選手権8強のトミックに競り勝ち、1回戦敗退した北京五輪の悔しさを晴らした。自身の五輪初白星は日本人男子として原田武一が8強入りした1924年パリ五輪以来88年ぶりの勝利。「日本を意識して戦い、いつもより誇りを持ってプレーできました」と振り返った日本のエースは、その事実を伝えられると「今知った」と目を丸くした。

 執念の勝利だった。雨のため、午前11時半の試合開始が約2時間半も遅れた。第1セットはトミックのサーブに苦しみながらも先取。このまま勢いに乗るかと思われたが、第1セット終了後に再び雨で中断。午後3時10分に控室での待機を指示され、コートに戻ってきたのは午後7時すぎ。「普段はない」という午前6時起床から「1日に5回もアップをした」という慌ただしさで、5時間以上の長丁場を制した。

 グランドスラム大会全てで勝利を挙げている錦織にとって、五輪は最後の関門だった。「一時の迷路から脱し、リズムが生まれてきた。自分のやれることをするのが使命だ」。テニスの聖地で開かれる五輪で20年アントワープ大会の熊谷一弥以来92年ぶりの日本人メダル獲得へ好発進した。

 ◆錦織は17位 男子テニスの30日付世界ランキングが発表され、日本勢トップの錦織圭(日清食品)は18位から17位に1つ上昇した。添田豪(空旅ドットコム)は47位から54位に後退。伊藤竜馬(北日本物産)は1つ上げて68位とした。上位は変わらず、1位がロジャー・フェデラー(スイス)、2位がノバク・ジョコビッチ(セルビア)、3位がラファエル・ナダル(スペイン)。

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