柔道代表が現地初練習 明るく「戦闘モード」に

[ 2012年7月23日 22:43 ]

初練習で調整する女子52キロ級の中村美里

 柔道日本代表が23日、ロンドン市内のマルチサポートハウスにある道場で初練習を行い、28日に先陣を切る男子60キロ級の平岡拓晃(了徳寺学園職)や女子48キロ級の福見友子(了徳寺学園職)、男子100キロ級のエース、穴井隆将(天理大職)らが明るい表情で汗を流した。

 チームは22日にロンドン入りしたばかり。男女が同時に練習するには道場が手狭なため、男子、女子の順で全員が調整した。男子の篠原信一監督は「私と選手は戦闘モードに入っている。いつでもいける。選手も明るいし、気負っているところもない」と話した。期待される金メダルに向け「取るために合宿などをやってきた。選手を信じてやるだけだ」と自信を漂わせた。

 金メダルが期待される福見は、女子52キロ級の中村美里(三井住友海上)らと実戦さながらの激しい乱取りを披露。男子と同様にムードは明るく、女子の園田隆二監督は「みんな良過ぎて最後までもつのかと心配になるくらい。福見も中村も淡々とやって淡々と勝ってくれるだろう」と目を細めた。(共同)

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2012年7月23日のニュース