エース上野 魂の4連投「北京五輪のときの気持ちを思い出した」

[ 2012年7月23日 12:10 ]

決勝の米国戦で力投する上野

ソフトボール女子世界選手権・決勝 日本2―1米国

(7月22日 カナダ・ホワイトホース)
 エース上野(ルネサスエレクトロニクス高崎)は4安打完封したオーストラリアとの敗者復活戦に続き、決勝でも連投。日本を42年ぶりの世界一に導き、「自分が思っている以上によく投げたと思う。ここまで踏ん張って気持ちが切れることなく投げられるとは思わなかった」と誇らしげに語った。

 20日から3日間で4連投。32イニングを投げ抜き「最後は疲れて握力がなくなったが、思い切って投げた。北京五輪のときの気持ちを思い出した」と2日間で3連投した北京五輪を上回る熱投を振り返った。

 宇津木監督は「上野は最高の投球だった」と絶賛。「後悔しない試合をしようと思っていた。本当にすごい。日本の皆さんにソフトボールは健在だとお伝えしたい」と喜びを語った。(共同)

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2012年7月23日のニュース